こんにちは。
会社員としては金融機関の社内SE、物販ではせどりと欧米輸入をやっている大野と申します。
石山さんが体験されたのと似たような事象が、金融市場でも発生します。
金融市場とは売り手と買い手が株式、債券、為替、金利が売買する取引市場のことです。
Amazonという市場で、我々売り手とお客さんの買い手がモノを自由に売買するという意味においては、金融市場とAmazonの違いは取り扱っている商品が違うだけです。
(Amazon マーケットプレイスのマーケットプレイスは日本語に訳すと、取引市場です。)
また私自身Amazonでも石山さんと同じような体験をしています。
そのため、金融市場で実際に組まれているロジックとAmazonでの実体験から、Amazonのカートボックスに関わるロジックの予想と対応方法について、述べたいとおもいます。
【値幅制限について】2017年9月23日 朝8時現在、1ドル111.96円です。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=USDJPY=X北朝鮮が本当に核ミサイルを発射して戦争が始まったり、天変地異でも発生しないかぎり、月曜日の為替レートが1ドル200円になったり、70円になったりすることはありません。
しかし、ジェイコム株大量誤発注事件のように、「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力して、その注文が有効になってしまうと、市場が大混乱します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%A0%E6%A0%AA%E5%A4%A7%E9%87%8F%E8%AA%A4%E7%99%BA%E6%B3%A8%E4%BA%8B%E4%BB%B6そのため、適正な価格の形成と、不測の損害からの投資家保護という目的のもと値幅制限という制度が採用されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%A4%E5%B9%85%E5%88%B6%E9%99%90値幅制限には、外側制限値幅と内側制限値幅というものがあります。
外側制限値幅<内側制限値幅<現在の価格>内側制限値幅>外側制限値幅 になります。
為替相場の例でいきますと、
1ドル = 70円<100円<111.96円>120円>200円
みたいな感じになります。
外側制限値幅を超えるような注文はそもそも受け付けません。(注文自体が拒否されます。)
しかし、内側制限値幅の場合は、注文は受け付けますが、内部的に要チェックな商品として扱われます。
ここで、Amazonの話に戻ります。
セラーセントラルの在庫管理画面で出品価格の下限・上限という設定欄があります。
この値段を超えて、販売価格を設定すると、パフォーマンス通知(セラーセントラル左上の赤フラグが立ちます。)が来て、出品が一時的に停止されます。
そして、"【ご対応のお願い】出品価格が誤っている可能性がある商品を出品停止とさせていただきました"という件名のメールが来て、何らかの対応を促されます。
つまり、外側制限値幅を超えて販売価格を設定した状態なのだと思います。
そして、今回の本題である、ショッピングカート価格が取れなくなる状態というのは、金融市場でいうところの、販売価格が内側制限値幅に抵触した状態なのだと思います。
まとめると、Amazonの価格ロジックは以下のようになっていると考えます。
出品停止価格<ショッピングカート価格<現在の価格>ショッピングカート価格>出品停止価格
※現在の価格とは直近で販売実績がある価格のことです。
現在の為替相場が未来永劫、今朝時点の価格でありつづけることはありえないため、値幅制限の価格は常に変化し続けます。
Amazonも同様で、ショッピングカート価格は常に変動しています。(体験済み)
以上を踏まえて、実例をお見せしながら、対応方法について、述べたいと思います。
【対応方法について】長々と書きましたが、石山さんがすでに書かれていますように、基本は以下の2つです。。。苦笑
・ショッピングカートを取れる価格を徐々に上げていく
・ショッピングカートが取れない価格で無理くり販売を続けていく
http://mnrate.com/item/aid/B008UFMFYQ↑の商品ですが、私が2014年の年末に売っていたときは、ショッピングカート価格の上限は4000円でしたがその後、12000円台でもショッピングカート価格が取れていることを確認しました。
他にも私が現在売っている商品なので具体例は出せませんが、この間まではショッピングカート価格の上限が9494円でしたが、現在では9800円でもカート取れている商品があります。
9494円の時の相場はだいたい6000円だったのに対して、現在の相場は8000~10000円です。
ここは過去の実体験上、あくまで予想ですが、値幅制限の価格は
直近過去一ヶ月間くらいの販売実績がある価格や販売個数をもとに算出されているように思われます。
そのため、回転率重視で、バシバシ売っていきたいのであれば、日次単位で価格を調整して
・ショッピングカートを取れる価格を徐々に上げていく
という方法になります。
利益率重視で、なるべく高く売りたいのであれば、
・ショッピングカートが取れない価格で無理くり販売を続けていく
という方法になると思います。
野中さんが書かれていますが、カートを取らずとも売れる商品は売れますので、それが値幅制限価格の計算ロジックに反映され、いずれはショッピングカートを取れるはずです。
しかし、値幅制限価格の計算ロジックにバグとかがあって、一時的に異常な状態になっている可能性はありますので、変だな?と思った場合は、テクサポに調査を依頼してもらうのもありだと思います。
異常な設定になっているようであれば、Amazonの担当者が手動で適正な値に直してくれるかもしれません。
長々と書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。