Strategy

広報活動やってますか?

こんにちは!BUPPANコンサルタント黒田です!

突然ですが、みなさん自分の商品やブランドについて、
プレスリリースなど広報活動はやってますか?

広報活動をうまくやれば、
テレビや雑誌などメディアに取り上げられてブランド認知が広がったり、
単純に安くアクセスを集められたりというメリットがあります。

ただ、
「ブランド認知のためにプレスリリースを書きたいけど、
新発売のときとか〇〇キャンペーンのときぐらいしか
ネタが思い付かねぇよ、、」

こんなふうに思っている人はけっこう多いんじゃないでしょうか?
メディアに取り上げてもらうには、
定期的にメディア関係者に商品を露出して
認知してもらうことが重要です。
でも、実際のところ新商品リリースや〇〇キャンペーンだけで
毎月のようにリリースを出すのは正直厳しいものがあります、、

今日は、ゼロからプレスリリースネタをひねり出して
コスパ良くメディアに取り上げられる方法として、
うちがよくやっている施策をご紹介します。

ちなみに法人にして2年以内の人は、
PRタイムズというプレスリリースプラットフォームを使うと
ほぼタダで月1回リリースが打てます。
該当する人は絶対やったほうがお得ですよ~!


まずは、そもそも「広報」が何かよく分かってない人のために、
広告との違いを軽く説明します!

「広告」
・自分の選んだ媒体で発信
・自分で予算を設定
・自分に都合の良いクリエイティブで発信
・ウェブ系の場合は費用対効果が細かく分析できる


「広報」
・世の中の情報の流れを掴む
・自分の商品の情報をニュース性のある情報に再設計
・自分発信ではなくメディアを通じて発信
・どう描かれるかは自分ではある程度しか選べない
・メディアの時事発信を伝える手伝いをする


「広告」が自分にとって都合の良い情報を
お客さんに届けて商品を買ってもらったり
認知を広げるものであるのに対し、
「広報」はメディアの時事的な情報発信を
自分の商品を使って後押しし、
結果として自分の商品が多くの人に認知されるもの、
という違いがあります。

つまり、僕ら事業者は「売りたい」
「認知されたい」が目的で広報をやるんですけど、
その気持ちはぐっと押さえて、上記のような
「時流に合った情報の一部」として出す必要があります。

新商品リリースや、キャンペーン開始のリリースは
それ自体に情報的価値があるので、
プレスリリースとして取り組みやすいのです。
そしてその商品の特性が時流に合っていれば、
よりメディアに取り上げられる可能性は高くなります。


ということで前置きはこれぐらいにしておいて、
ここからはゼロからプレスリリースネタをひねり出して
メディアに取り上げられる手順をご紹介します!


今回紹介する方法は、
時流に合った情報の意識調査を実施し、
その調査結果と関連した自社の商品情報とともに発信する

という方法です。

意識調査というと、
お金をかけてすごく大規模な調査をしないといけないような印象があります。
しかし実際は、クラウドソーシングのアンケート機能
(クラウドワークスのタスク形式など)
を使って低コストで実施が可能です。

手順

1. メディアに取り上げられやすい
(メディアが取り上げたがっているトピックの選定)
2. 自分の商品を絡めた発信内容の設計
3. アンケートの設計
4. アンケート集計
5. プレスリリース作成
6. メディアへの配信














1. メディアに取り上げられやすい
(メディアが取り上げたがっているトピックの選定)

まず、どういう内容で配信をすると
メディアが取り上げたくなるかを分析します。

「そんなこと言われても
メディア関係者の知り合いなんていないから
どうやって分析したらいいか分からないよ」
という方、
メディア関係者に知り合いがいなくても分析できるので
安心してください。

その方法とは、現時点でメディアが取り上げている
(取り上げたいと思っている)情報やトピックを分析するのです。

もっと具体的にいうと、
多くのメディアの記者も参考にしていると言われる、
NHKニュースの「注目ワード」から分析します。↓
https://www3.nhk.or.jp/news/word/?utm_int=all_header_tag_more

「記事本数順」で並べ替えると、
メディアのキーワードごとの注目度が分かります。
「新着順」で並び替えると
時期的に特にホットなキーワードがどれだか分かります。
実際見てもらうと分かりますが、
最近はやっぱり「新型コロナ」関係や
「オリンピック」関係のキーワードが圧倒的に多いですね!

次に、それらのうち
自分の商品に関連しそうなキーワードを選定して
記事タイトルを確認していきます。

ここ最近でいうと例えば飲食店の休業事情だったり、
テレワーク率が少しずつ下がってきてるなど、
ただ自粛すればよいという文脈よりも、
これからワクチンを転換期として
外出も考えて経済を回していこうという発信が目立ってきていました。

ただ今月に入ってもう一度緊急事態宣言が発令されることになったので、
メディアの動向を見つつ発信内容を決めていく必要があります。


2. 自分の商品を絡めた発信内容の設計

メディアの伝えたがっている文脈が分析できたら、
次はそれを自分の商品に合わせてどのように発信するかを決めます。


例えば、メディアのトレンドが

「ワクチンを契機に外出もしていこう」

で、自分がアウトドアグッズを扱っているのであれば
こういう伝え方ができます。↓
夏の行楽で経済を回す必要はあるが、
密は避けて楽しみ方を気をつけなくてはいけない。
キャンプやアウトドアであれば、
感染拡大防止に努めつつ、経済も回せる。

で、こういう結論に持っていけるようなアンケート調査を作ります。


3. アンケートの設計

2.の結論を導けるようなアンケートを作ります。
今回の場合は
「ワクチン接種後のお出かけに対する意識調査」
のようなのが考えられますね。

このアンケートの作り方が腕の見せどころです。
アンケートの設問次第で、自分の思った結論を導くことができます。

例えば、
「ワクチン接種後は何も気にせず大人数の飲み会に参加する」
という設問にして、回答を
1. そう思う
2.どちらかといえばそう思う
3.どちらかといえばそうは思わない
4.そう思わない

にしておけば、
日本は同調圧力が強いので3か4を選ぶ人が多くなります。
そうなった場合
「やはり夜の会合や飲み会に注意しようと考えている人が多いようだ」
と言えます。

もし、意に反して1.と2.が多くなった場合でも、
「少し気が緩んでいる人も出てきているようだ」
と注意喚起にする内容にすれば良いのです。

いずれにしても、結論は
「密は避けてアウトドアにしましょう。
それにはうちの商品もなかなか良いですよ」
です。

アンケートについては、
クラウドワークスやランサーズのタスク形式で良いです。
うちは件数としては300-500件ほど取ることが多いです。
費用感としては、10問ぐらいのアンケートで
1件10円とすると3000円~5000円です。
1件10円て安すぎやん、、
と思うかもしれませんが、数時間で集まります。笑

このコラムを書いている2021年7月初旬に、
クラウドワークスのタスク形式の新規案件開始が一時的に停止しています。
この方法を試す場合は、
クラウドワークスでの募集再開を待つか、
ランサーズを使いましょう。


4. アンケート集計

アンケート結果をcsvファイルでダウンロードしたら、
データを見てどういう「解釈」ができるか考えましょう。

同じデータでも色んな解釈ができるので、
自分が最初に設定した結論が導けるようにデータを解釈しましょう。


5. プレスリリース作成

プレスリリースの構成としては、
「意識調査」という名目でやりつつ、
「その結果を受けて自社の商品はこう役立つ」
という説明を入れて作りましょう。

タイトルとリード文については、
意識調査とその結論について書きます。
自社の商品説明をしたいところですが、
そこはぐっとこらえて商品の説明は下の方の本文に書きます。


6. メディアへの配信

メディアへの配信は、
PRタイムズのようなプレスリリースのプラットフォームを使いましょう。
もし、メディア関係者のリストを持っているなら
そちらに個別でメールで送るのも良いと思います。

うちはどちらもやっています。

プラットフォームは色々ありますが、PRタイムズが良いです。
理由はメディアリストが多いのと、
SEOが強いのでgoogle検索で上位に上がりやすいこと、
あと法人化2年以内は毎月無料でリリースを出せるので、
もし条件に当てはまればお得なことです。

今回の趣旨とは関係ないですが、1点注意点があります。
今、「オリンピック」がとてもホットなキーワードになっていますが、
プレスリリースには「オリンピック」「東京2020」「がんばれニッポン」
などのオリンピックを想起させるワードを入れてはいけません。

オリンピック関係のキーワードは商標で固められているので、
権利者や広告代理店から訴えられる可能性があります。

ということで、
今回はアンケートを使って
プレスリリースネタをひねり出す施策について解説しました。

ぜひこの方法を使って広報活動をやってみてくださいね。

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