Strategy

熱の住処

こんにちは。猪狩です。

最近、新しい商品をローンチしました。
結果はまぁまぁいい感じ!

総合ランキング1位(リアルタイムですが)
カテゴリの週間ランキング1位
デイリー1位も、いろいろ15個くらい取れました。

心配していたSEOも、10日ほどで上位に安定してきました。
費やした広告費は13万円のみ。
想定の3倍ほど結果が良かったので、一旦「成功」と言ってよいのではと思います。


でも、生意気なことを言うと、当たり前だよなって思います。
「やるべきことを、ちゃんとやった」ってだけなので。
商品ローンチは、テトリス みたいなもので、設計がうまくハマれば結果が出ます。

もちろん大事な仕事です。
でも、そこにあまりトキメキはありませんでした。
(経営者に向いてないんだろうな、、)
正直、ローンチに関して、割と心は「凪」でした。
でも、不感症ではないんですよ!
むしろ最近、 別のところで大きく心が動きました。


それは お客様のレビューです。



先ずは3つのお客様のレビューを紹介させてください。
(原文のまま)


1つめ【★★★★★】大満足の一品!



大満足です。
届いてからすぐに軽く洗い、ネギを切りました。
ネギが1番切れ味を確認するのに向いていると私は思っている為です。
横滑りは全く無い、切れる包丁の特徴です。
いつもは買ってから試し切りを同じ様にするのですが、納得のいく切れ味では無い為、自分で研ぎ直しをして納得がいく切れ味にします。
恵比寿刃様はしっかりと研ぎをして頂いており、何もする必要が無かったです。
またデザインもカッコよく、少し小柄ながら程よい重さ、全て納得のいく包丁です。
今まで1番使っていた包丁もお気に入りですが、恵比寿刃様を1番使う様になります。
趣味で料理をしている者ですが、8歳の頃から包丁に魅了され、今まで30本以上使ってきていますが、個人的には1番しっくりくる最高の包丁です。



2つめ【★★★★★】毎日使うものだからこそ、いいものを。



きっかけは、妻が恵比寿刃さんのInstagramを見ながら「これ、めちゃくちゃ素敵じゃない?」と言ってきたことでした。
毎日料理をしてくれている妻が本気で欲しそうにしているのを見て、「せっかくなら本当にいい道具を使ってほしい」と思い切ってプレゼントしようと決めました。
届いて箱を開けた瞬間、「本物や…!」とテンションが上がっていた姿が忘れられません。
ダマスカスの波模様がとにかく美しくて、高級感があります。
正直、男の自分が見ても惚れ惚れする見た目です。
いつも使ってる包丁より小さめでしたが、重すぎず軽すぎず、手にしっくりくるバランスもいいみたいです。
毎日使うものだからこそ、いいものを。
派手すぎないけど確かな存在感があって料理を頑張ってくれている妻に、感謝を形にしたい人にはおすすめできます。



3つめ【★★★☆☆】切れ味良し、設計に課題




ペティナイフを実際に手に取って感じたのは、ペティナイフとしてはやや厚みがあり重量もある設計という点です。
小回りを求めるペティとしては、もう少し刃の薄さと軽快さが欲しいところで、この点は好みが分かれると思います。
また、ハンドルがレジン製のため非常に軽く、さらになかごがやや短めに感じられるため、刃側に重量が寄ったバランスになっています。
包丁は重心バランスが作業性を大きく左右しますが、このモデルは若干前重心で、長時間の細かい作業では少し違和感を覚える方もいるでしょう。
刃材については、表記通りダマスカス鋼とV金10号であれば、初期の切れ味や刃持ちは期待できる構成です。
実際、開封直後の切れ味は問題なく、食材への入りも良好でした。
V金10号は硬度が出せる鋼材なので、適切に研げば長く良い切れ味を維持できるポテンシャルがあります。
ただし、この鋼材は硬度が高い分、一般家庭での研ぎは決して簡単ではありません。
市販のシャープナーなどを使うと刃先の形状が崩れやすく、結果的に本来の性能を損なう可能性があります。
長く使うなら、砥石で丁寧に研ぐか、専門の研ぎに出す前提の包丁と言えるでしょう。
一方で気になったのは、箱やパッケージなど外装にコストがかかっている印象です。
包丁はあくまで道具ですから、個人的にはその分を刃付け精度や重量バランス、ハンドル設計に回してほしいと感じました。
また、同封されていた紙に「この包丁の初めての客」といった文面が記載されていましたが、そもそも新品であることは前提ですので、やや意図が分かりにくい内容でした。
中古品では困るという意味では当然のことなので、少し不思議な印象を受けました。 総合的に見ると、素材スペックと初期の切れ味は良好なものの、「バランス設計」と「実用性」にもう一歩踏み込める余地がある包丁です。家庭で料理を楽しむ方には十分な性能ですが、日々使い込む現場の料理人であれば、重心設計や研ぎの難易度まで考慮して選ぶ必要がある一本だと感じました。




うぅ、ありがてぇ。。。


レビューの熱量、半端なくないですか?

もちろん、コラム用に、そのようなレビューをピックしたってのはあります。
でも、本当に、全体的に熱量が高いんです。

特筆すべきは、皆さん、商品レビューを通り越えて「 自分の話 」をしています。


〇 8歳の頃から包丁に魅了され、30本以上使ってきた人の話
〇 包丁を通して、妻への感謝の話。


★3の、ネガティブレビューもすごい!
例えば、 重心・バランス・刃厚・鋼材・研ぎの難易度、、
ここまで丁寧に書かれています。 ただの批判や悪口ではありません。
熱を持って、ガチンコで向き合ってくれています。

こういうレビューを読むと思うんです。


「やーー、 これは商品レビューじゃないよな」


なぜここまで熱量が高いのか?



自分で言うなって感じなのですが、商品力が高いからだと思います。
商品そのものはもちろん、コンセプトとクリエイティブが噛み合ってる感覚があります。

そして、それが伝わってるのだと分析しています。
商品力を判断するうえで、ひとつの境界線がある気がします。
自分語りが始まる商品 です。
普通の商品レビューは大抵1~2行で無難な感じ。

でも、深く刺さると、人は自分の話を始めるのです。


〇 どんなきっかけで出会ったのか。
〇 誰に贈ったのか。
〇 どんな気持ちだったのか。

レビューの中に その人の人生が混ざるのです。
熱は伝播し、いつの間にか伝道者になってくれます。

僕はこれらを読んだとき、「作って良かったなぁ」と心の底から嬉しい気持ちになりました。
この嬉しさは、ローンチが上手くいった時の比ではありません。

ビジネスの世界では 売上 / CV / SEO / ランキング など、、様々な指標があります。
もちろん全部大事です。
でも最近思うのは、
商品力の本当の指標は そこだけではないんだろうなと言うことです。

レビューが1000件あることより、自分語りの「伝道者」としてのレビューが多い商品であること。

なぜならその場に心が動いた証拠が焼き付くからです。
引力の様なエネルギーを放ち、周りに影響を与える。


これは仮説ではなく、確信です。

なぜなら、僕自身もまた、これらのレビューによって、心を動かされている一人だからです。

昨今は、いろいろ効率化しやすい時代です。
この流れはしばらく変わらないでしょう。

僕はAIとかあまり得意な方ではありませんが、向いてなくてラッキーだなぁとさえ思います。

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