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偏愛と狂気、、、

BUPPANコンサルタント兼サウナ部 部長のヤナギダです!
最近、あらゆるところでAIの影響を強く感じるようになってきました。
Web広告の画像、公式LINEで届く文章、LPの構成や流れetc…
ECに関わるクリエイティブを見ていると、「あ、これもAIだな」と感じる場面が、明らかに増えています。
特に分かりやすいのが、文章。
おそらくAIで作った文章を、そのまま配信しているであろうブランドをよく見かけます。
文法は正しく、言っていることも間違ってはいない。でも、読んだ瞬間に人の気配がない。
公式LINEとか分かりやすいですよね。
正直に言うと、
「これで本当に大丈夫なのか?」
「この文章で、そのブランドの感覚や美意識は伝わるのか?」
そう感じてしまい、センスを疑うことも少なくありません。
少し前までは、
AIを使う人が増えてきたな
AIについて発信する人が増えてきたな
その程度の認識でした。
でも最近は違います。
情報としてではなく、日常の感覚としてAIの影響を感じる段階に入ってきた。
明らかに、空気が変わってきています。
均一化が進んだ先にある世界
AIが当たり前に使われるようになると、世の中には「よくできたもの」が一気に増えます。
広告も、文章も、構成も、商品説明も、どれも一定水準以上で、破綻がない。
ただ、その結果どうなるかというと、違いが分からなくなる。
似たような表現、似たような構成、似たような世界観。
これはこれから起こる未来の話ではなく、すでに起こり始めている現象だと思っています。
こうなったとき、選ばれる基準はとてもシンプルです。
【価格が安い方】が選ばれる。
そして、この領域は中小規模の事業者が戦う場所ではありません。
資本力も、スケールも、体力も違う。
均一化・画一化された世界での価格競争は、中小規模の事業者にとって消耗戦にしかならない。
ここは、冷静に見ておく必要があると思います。
じゃあ、どうするのか
ここで言いたいのは、「AIを使うな」という話ではありません。
寧ろAIは絶対に使わないとダメだと思います。
職種によるとは思いますが、もうAIを避けることは、ほぼ不可能な時代に入ってきています。
効率も上がるし、スピードも上がる。使わない理由はありません。
最近だと、音声入力がとんでもなく便利です。
もうタイピングやタップがめんどくさくなってきました。
ただ、すべてをAIに任せることと、AIをツールとして使うことは、まったく別です。
どこまでをAIに任せ、どこからを人間が引き受けるのか。
この線引きを間違えると、気づかないうちに「どこにでもある存在」になります。
AI時代にEC事業者が意識すべき3つのこと
➀なぜそれなのか
なぜこの商品なのか。
なぜこの形なのか。
なぜ今、これを売っているのか。
理由を説明できるかどうか、という話ではありません。
他の選択肢を捨ててでも、これを選んだ理由を明確に持っているかどうか。
AIは、それっぽい理由を並べることはできます。
でも、実際に迷って、悩んで、選び切った理由までは持てない。
「なぜそれなのか」を自分の言葉で持っていない商品やブランドは、どうしても均一化の波に吸収されていきます。
➁偏愛と狂気
ここは、とても重要な部分です。
人の記憶に残る商品やブランドは、たいていどこかおかしい。
理屈で説明しきれないし、「そこまでやる?」と言われるような部分がある。
それは、偏愛に近いこだわりであり、場合によっては 狂気 と呼ばれるような執着です。
コスパが悪い。
時間がかかる。
効率も悪い。
それでも、どうしても譲れない。
そういう非合理なこだわりが、結果的にその商品やブランドの顔になります。
均一化が進めば進むほど、この偏愛や狂気は、より強い意味を持つようになる。
ここは、間違いなく人間側にしか残らない領域です。
➂捨てる覚悟
もう一つ大事なのが、捨てる覚悟です。
全部を取りにいかない。
全員に好かれようとしない。
もっと売れそうな案を、あえて捨てる。
AIは基本的に足し算をします。
機能を増やし、選択肢を広げ、可能性を残そうとする。
でも、中小事業者が生き残るためには逆です。
何をやらないか。
誰に売らないか。
どこで線を引くか。
捨てた分だけ、ブランドや商品の輪郭は、はっきりしていきます。
締め
これまで「優秀な人間」とは、合理的で、スピードがあり、効率よく成果を出せる人を指していました。
でも、合理化・スピード・効率化。
これらは今や、AIが最も得意とする分野です。
すでに平均化されつつあります。これから価値を持つのは、スマートさではない。
異常なまでのこだわり。
非合理な熱量。
何が何でもやり遂げる執念。
かつて「効率が悪い」と言われていたようなものの中に、次の時代の商売の芽は眠っていると思っています。
そして、それを拡張するためのツールとしてAIを使う。
そんな形が、これから一つのスタンダードになっていくのではないでしょうか。
PS.
遂に2/9に高輪SAUNASがオープンします。
これだけはサウナ部 部長としてお伝えしておきたかったのです!
サウナ部で必ず行きましょう🧖♂️
サウナのあとは、もちろん、ポー、、、🃏❤