Strategy
EC市場の変化について考察

2024年でいよいよBUPPANも9年目に突入し、
約10年近い時間が経過したのですが、
流石に10年も経つと色々変わっていますね。
みなさん副業や個人事業の延長のようなECから始まり、
本格的にブランドを持つようになり、
本格的な商品開発やブランディングなど、
9年前からすごい成長しているな〜と感心します。
私は昨年からEC市場の大きな転換期を感じていて、
2023年はShopifyの運用に重点を置いた年でした。
多岐にわたるジャンルでの運用を経験し試行錯誤を重ね、
店舗ごとに売上は様々でしたが、開始間もない店舗を除くと、
ほとんどの店舗で成果を上げることができました。
最も売上の高い店舗では、
自社サイトだけで月間2億円の売上を達成し、
小規模な店舗でも月間1200万円の売上がありました。
この過程で見えてきた1つに、
自社サイトでの販売がブランド認知の拡大につながり、
指名検索の急増とプラットフォームでのポジションの安定化を通じて、
売上を相乗効果で伸ばることを改めて実感しました。
ブランド認知の拡大は
Amazonや楽天のような小規模市場を包み込むように、
インターネット全体に及び、
Amazonや楽天を含む他の販路にも影響を及ぼします。
認知が広がると、単純な検索結果からの奪い合いではなくなるため、
競合商品が出たとしても売上を維持し、安定させることができます。
また、今後はAIの精度が急速に向上し、
広告のパフォーマンスが向上することを予想しています。
最近のAIブームでは、視覚的にわかりやすい画像生成や
ChatGPTなどが注目されがちですが、
これらは主に生産性向上に寄与しています。
外注していた作業がAIに置き換わり、
ストックフォトの代わりにAIが生成した画像を使用するなど、
既存の作業に取って代わるような変化があります。
しかし、それらは置き換えであり、
新しい市場を創造するものではない事が比較的多いです。
AIによる広告の精度向上は新たな市場を生み出します。
目に見えるAIでなく、目に見えないAIの影響が
様々な場所で環境を変えていくと思います。
過去にはSNS広告のパフォーマンスは非常に低かったのですが、
今日ではSNSをはじめ様々な媒体が一つのEC市場として定着しています。
Googleディスプレイ広告やピンタレスト、Yahooにおいても、
以前は採算が合わなかった媒体からEC市場へと変化しています。
(昔とは本当にまるで違います。)
特にASC広告やP-MAXの精度向上により、
広範囲にわたる低価格での集客が可能になりそうです。
プラットフォームでは、コロナの需要が落ち着き、
売上が減少している企業が増えています。
ランキング上位には、プラットフォーム外で
ブランドとして認知されている企業が多く見られます。
来年以降はさらにプラットフォームだけの販促で
ランキング上位を維持するのが困難になるかもしれません。
さらには、ユーザーのリテラシーが著しく向上しているため、
気になる商品についてSNSやYouTube、Googleで
調べてから購入することが一般的になっています。
昔から当たり前のようなよく聞く話に思うかもしれないですが、
数年前と比較しても顕著な変化で、年配を含めた大多数の人々が
このような行動パターンを自然に行うようになりました。
そのため、自社ブランドに対しては、
Google検索、SNS、YouTube をはじめ
様々な媒体でどのような印象を与えているか、
ユーザーが通るであろう動線をチェックし、
ネット全体をランディングページと捉えて、
どの動線からでも良い印象を与えるような作り込みが必要です。
ここまで読むと、プラットフォームだけで販売している人は
心配になるかもしれないですが
当面の間は十分に売上を上げることは可能だと思います。
ただし、変化のグラデーションの中にいるので視野を広げ、
意識はしておいた方が良いと思います。
Shopifyで複数ジャンルのケーススタディが蓄積されてきたので、
今年は自社サイトの運用に関する情報も共有する予定です。
プラットフォーム販売のノウハウについては、
過去の動画でほとんど語っていますが、
今後はもう少し深堀したコンテンツ提供を考えています。
ボンヤリとしたわかりにくい文章ですみません。。
私も常に模索中で、こうなのかな?ああなのかな?
とグルグル考えている立場なので、、、
今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!