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日本のモノづくりの美学:中国との対比

BUPPANコンサルタント小林です。
日本のモノづくり、商品に対する考え方のどこが優れているかご存知ですか?
- あったらいいな、を実現する能力
- 商品を使っていて「なんとなく気持ちいい」を感じる感覚力
- シンプルでありながら機能も両立するデザインを美しい、と思える美的センス
私はこの3つだと思っています。
ですがネット物販においてはこれらのポイントを理解した上で販売している人が非常に少ない印象です。
Amazonで売れているから、楽天で売れているから、だけで商品を販売している人に対して「すごく勿体無いな」と思ってしまいます。
アリババの既存品であろうがフルオリジナル商品であろうが、先ほどのポイントを意識した商品選定や開発を行えばもっと良いものを開発できたり販売できたりすると思うんです。
理由をお話しする前に、少し昔の話しをしましょう。
戦後初期(1945〜1950年)の自動車産業、日本はアメリカへ大量の技術者を派遣し大量生産と技術を学びました。
ここまでは正直、単なる模倣です。現代において「中国はパクリだらけだ」と言っている私達と同じ状況だったわけです。
ですが、ここから日本のモノづくりは強みを発揮します。
1950年~1970年、日本は国内需要と輸出の拡大により高度成長期に入ります。
車で言えば、
・軽自動車の普及
・製造技術の飛躍的向上による品質アップ
現代においても軽自動車は日本のみの規格です。これは、開発者が「小型で経済的に」というあったらいいな、を深掘りした結果できたものです。
また、皆さんも聞いたことがある「トヨタ生産方式」もこの時期に生まれています。このことから「日本車は壊れない」という技術に裏付けされた高品質なものを作り始めます。
勘の良いBUPPAN会員さんはここで気づくと思います。
日本人はゼロイチで何かを生むよりも、「既にあるものをより良くすることが超得意」なんです。
世界的に認められているのは自動車だけでなく、カレーやラーメンなどもそうですよね。
ラーメンに至っては中国から持ってくる→日本独自の味に→カップラーメン(これも日本人の技術発明!)にまで進化していて世界中に愛されています。
この強みは中国にはない強みです。
これが日本のモノづくりの本質であり、美学です。
そして美的センスも日本人特有のものがあります。
皆さんが使っているiphone、2024年の日本のシェア率は54%で世界一。本国アメリカの52%を上回ります。ちなみに中国は22%です。
これはシンプルでありながら機能も両立しているデザインを美しいと思えるセンスや、使っていて気持ちいいと感じる感覚が研ぎ澄まされているからです。
私が言いたいのは「そんな日本の強みを活かした商品選定や開発をしませんか?」ということです。
自分の商品は既存品だから関係ないや、と思う方もいるかもしれません。しかし本当にそうでしょうか?
自分で実際に商品を使ってみて、深く考え「もっとここがこうなっていればいいのに」と思うものが出てきたら工場に意見をぶつけてみましょう。
相手も人間でありビジネスです。本当に良いと思えば既存品の仕様だって変えてくれることもあります。私自身、そんな経験を何度もしてきました。
自分の家族や友人にも自信を持って勧められる商品を皆さんが取り扱っていたら私もワクワクします。
ぜひ試してみてください。