Strategy

わたしがわたしであることを追求すると、わたしの価値が生まれる

記念すべき500回!
ということでお尋ねしたいことがあります。

みなさんはどの時代がお好きですか?

始新世とか渋いです!やっぱり王道のジュラ紀、、
あ、でも、気を付けてくださいね。
ジュラシック・パークに出てくる恐竜たち。
あいつら、実はほとんど「白亜紀」なんです。

いきなり何の話?
ごめんなさい、もうちょっと続けます。

僕の推しは「カンブリア紀
アノマロカリスがセンターポジションですが、もちろん箱推し。
なぜなら、カンブリア紀は地球の歴史の中でもめちゃくちゃドラマチックな時代なんです。


5億年前に起こった超進化



遡ること約5億年前。
それまで地球上にはクラゲとか海綿とか、ほわほわのんびりした生き物しかいませんでした。
ところがある時を境に、生物たちは一気に進化を遂げます。

目ができて、口ができて、触覚や脊椎ができて、、、現在の動物の基本形はほぼ全てがこの時代に出揃ったのです。

とはいえ、最初からうまくいったわけではありません。
目が100個くらいあるけど視力ゼロで絶滅したり、立派すぎる触覚が自分の重さに耐えきれなくてやはり絶滅したり、、

何億年もほわほわしてたと思ったら、突如トライ&エラーを繰り返し、たった数千万年で超絶進化を遂げました。

これ、やばくないですか?


AIをカンブリア大爆発に重ねてみる



この現象を「カンブリア大爆発」といいます。
英語だとカンブリアン・エクスプロージョン
中二病感満載でかっこいい!!!!!

これって何か似ていませんか?

そうなんです。
僕は昨今のAI事情とカンブリア大爆発を(勝手に)に重ねています。

さて、ここからが本題です。(やっとかよ)

「〇〇できるようになった!すげー!」
「〇〇はまだしょぼいな。。。と思ったら、、今朝できるようになった!すげー!」

AIの話題が尽きません。

どんどん進化して、どんどん便利になって、

コードを書けなくても、パースを引けなくても、色相環の理論を知らなくても問題なし!
Fで挫折した人だって立派な曲を作れちゃう!

「毎日使える」「誰でも使える」

AIは急速に市民権を得て、もはやインフラ化したと感じています。


インフラ化は何を意味するか



便利な世の中になれば世界はハッピー?

総論としてはそうかもしれませんが、ここからは我々にとって少しネガティブな話題になってしまうかもしれません。

インフラになるということは、差が縮まるということです。



誰でも同じ土俵に立てる。
便利な反面、競争は激化します。
Amazon社としての販売戦略はこれですよね。
ECのインフラとして、安く、早く、高品質なモノが正義。
シンプルゆえに、年々競争が激化。
そこにTemuやSHEINが現れ、差が縮まるどころか、品質は追いつかれ、価格面は追い越され、今アメリカの中小セラーはバタバタ倒産しています。
日本はまだ地政学的要因(言語、市場規模、国民のブランド志向など)で守られている節がありますが、1年後はどうなっていることやら。


本質(幹)と形質(枝葉)



現在、超絶進化の最中であるAI。
ここで大事なのは「〇〇ができるようになった!すげー!」という枝葉の部分に一喜一憂するのではなく、もっと大局観を持つ必要性があると感じます。

「〇〇ができるようになった!」ってのは、言い換えれば、

わたしもあなたも、他の誰かも同じようなことができる。ということなのです。

これってツール的にはめちゃくちゃ凄いけど、ビジネス的には全然すごくない。

AI事情をウォッチするのはもちろん大事ですが、並行して「差を埋めない(むしろ広げる)」ことを考えなければなりません。

例えば、価値を高めるために、AIにできないことを組み込めないか?とか。

チャッピー(chat GPTに与えた名前)に出来ないこと、苦手なことを尋ねると、
哲学・創造性・生身のクラフトマンシップなどと答えてくれました。

例えば、銃を突きつけられるシーンの脚本を書くとして、
恐怖で叫んだり・逃げ惑うような脚本は提案できても

「力強く一瞥、そして静かに目を閉じる」とか「無言の10秒のあと、うっすら微笑む」など

感情の余白は、推論のキャパを超えるようでなかなか苦手なようです。


差を縮めない努力



物販的な例を挙げてみます。
(ここからは例え話とともに個人の嗜好が入ります)

付加価値の創造



例えば、ルチル(針状の金色の線が入った水晶)のブレスレット。
よく地上げ屋さんや一発当てた成金の人が手首につけてるアレです(←偏見)

ミネラルショーや海外現地で仕入れることが可能です。
大抵の場合は原石か、すでにブレスレット状態に加工された状態。

個人的に、数珠のブレスレットって「めっちゃナシ」なのですが、ルチル自体は神秘的でかっこいいなぁと思います。

ここにAIにはできない【生身のクラフトマンシップ】を応用して付加価値を創造すると、、、添付写真のようなテキーラグラスが作れます。












これ、めちゃかっこよくないですか? 欲しい!
(あ、僕の誕生日は7月です!)

AIは、デザイン自体はデジタル画面上で提案してくれるかもしれません。
でも実際に作ってくれるわけではないので、手先の感覚が優れた匠の技を持った職人の手が必要です。

誰にでもできるわけではなく、この部分が参入障壁となります。
事実、このテキーラグラスは40万円です。やば。

価格差益



次はアービトラージの例を実話で!

以前アゼルバイジャンという国に行ったのですが、そこでビジネスの種を発見しました。

それはキャビア。

カスピ海産のキャビアは特に価値が高く、楽天では3万円くらい。
同じグレードの極上キャビアが現地のスーパーで8000円程度で売られていました。

「よっしゃー!」と思ったのも束の間。

外国人は2缶までしか国外に持ち出せないルールが存在します。
どうやら自国の産業を保護する目的らしい。

AIを駆使すればここまでは辿り着けそうです。
ですが、AIはいい子ちゃんなのでルールを破る手助けはしてくれません。

袖の下、超絶接待、度胸と愛嬌、、リアルな交渉力が問われる場面は、AIには置き換えられません。
もし現地の権力者と仲良くなって特例スタンプをもらえたら爆益確定です!参入障壁も完璧!




本日のまとめ



AIが超発展していく今だからこそ「人間であること」の価値がむしろ強くなっていく気がしています。



わたしがわたしであることを追求すると、わたしの価値が生まれる。

本日はそんなことを書かせていただきました。




追伸 ///
スキマ時間にnoteを眺めるのが好きです。
そこには、 おかしみ・慈しみ・刹那、、などなど、人間模様を映す「行間」が潜んでいました。
悲しいことにAIが市民権を得た瞬間、一気にノイズが増えました。
AIは何も悪くない。高級なカップラーメンを量産しているのは、わたしたち人間です。


猪狩

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