何がクオリティの違いを生み出すのか?

こんにちは。
BUPPANコンサルタントの加島です。
今日はクオリティの違いを生み出す、
違いをもたらす違いはなんなのか?
ということについて、
あんまりロジカルじゃなく言及してみたいなと思います。
というのも、先日こんなブログ記事を読んだからです。
傑出したシェフの料理動画を見て「創作ロジック」に圧倒された。
→ https://blog.tinect.jp/?p=64864
この記事に書いてある通り、同じ材料で同じ料理を作っても、
作り手によってそれは全く別次元のモノになってしまう場合があります。
もはやマジックです。
料理が題材だと非常にわかりやすいですね。
これは料理が身近なモノだからかなと思います。
動画を見ればわかりますが、一言で言うなら「細かい」。
というか細かすぎる笑。
しかし、所作一つ一つ、工程の一つ一つに意味があり、
考えられていて、どのようにしたいのか?
どのようにありたいのか?ということに妥協がない。
情熱が、熱量が、桁違いなのだ。
私の場合、この動画を見てやっぱりすぐに
自分の仕事について考えてしまいます。
BUPPANでも、勉強会でも、
コンサルティング業でも、本業で従業員にも。
教えるという機会はそれなりに多く、
関わる人たちの仕事を目にするのだけれども、
結果が出る人と出ない人の違いは、
やはりこの細かい部分の行動量、
気配りの多さが非常に大きいなと、いつも思います。
経営者的にはこの部分も標準化して、
誰でもできる様になればいい。
って事なんですけども、問題はそれが細かすぎて、
教える方も教わる方もめっちゃ大変。って事なんですよね。
特に、教える方は情熱がたくさんあるんでまだいいんですけども、
教わる方は、実はそこまで情熱が追いついてなかったりするんで、
情報過多というかパンクするんですよね。
怖い親方と、サボる弟子の構図の出来上がりです。
ぶっちゃけ、無駄に細かすぎても、それって意味あんの?
みたいになって、残業すんのやめてくれん?
みたくもなるだろうし、その辺の線引きが難しいというか、
まだまだ世の中は公私を分けるという考え方が一般的なので、
料理人とかみたいにドブラックなのが普通の世界だったらいいんですけども、
そうじゃないとやっぱりお互いきついみたいにもなるかなと思います。
ワークライフバランスが大切だなーと感じます。
で、まぁ何が言いたいかというとですね。
作り手によって出来上がるものが違うのは、
どこの世界に行っても同じで、物販の世界でも全く一緒で、
細かさと成果はほぼ正比例するってことです。
加えていうなら、目指すところの基準値も全然違う。
やる事もやり方もわかってても、
「その人」がやれば全く違うものが出来上がる。
俗にいうクオリティ問題ってやつです。
クラッシック音楽とかも面白くて、
全く同じ譜面と楽器を使っても、奏者が違えばまるで別物です。
同じ材料から同じものは出来上がらない。
言葉というのは非常に曖昧で不便なものでして、
例えば「玉ねぎを炒める」についても、
めっちゃやり方があるわけです。
言われてみれば当然なんですけども、しかしそこに気がつかず、
自分のやり方でやってしまうんですが、まぁでもそんなものですよね。
だからこそ職人は特別な存在でいれるわけですから。
テクニカルなことで言ってしまえば、
「なんだそんなことか」となるんでしょうけども、
その細かさを無限に生み出す「情熱」こそ、
最も大切にすることだなと。思うわけです。
情熱を失った商品、情熱を失った会社、情熱を失った事業。
情熱が消え失せたものは弱い。
情熱の大半には、自己からの逃避が含まれている。
何かを情熱的に追求するものは、すべて逃亡者に似た特徴を持っている。
情熱の根源には、たいてい、汚れた、不具合の、
完全ではない、確かならざる自己が存在する。
だから、情熱的な態度というものは、
外からの刺激に対する反応であるよりも、
むしろ内面的不満の発散なのである。
エリック・ホッファー
情熱というものが何なのかといえばそれは、
より良くあろうとする欲求なのであって、
詰まるところそれは怒りです。
怒りは現状と理想とのギャップが大きいほどに大きく育ちます。
金銭的な余裕が生まれたり、長く同じ事をやってると、
色々なものが麻痺します。妥協が生まれます。
片手間でやってることも同じです。
だから私は、片手間では仕事をしないし、
麻痺してはいけない大切はことが麻痺しないよう、
いつも注意深く自分と、自分のお客をよく観察する様にしています。
失敗の材料は、油断と妥協です。
あまりにも情熱的だと、少し面白い人になります。
馬鹿にされることもあります。
だから、恥ずかしがってそれを隠す人もいるんじゃないかなと思っています。
でも私はそんな自分が好きなので、隠さないし夢を語ったりもします。
怒りも情熱も持たず、
省エネ運転の引退生活みたいなことは向かないなー。と。
そして、いつも不満でいることが、私にとっては正常な状態で、
情熱をぶつけられる何かがあるってことは幸せなことだなーと。
アホみたいに細かい柴田シェフの動画見て思った今日この頃でした。