Strategy

自社製品の競合について

村瀬です。
本日は自社製品の競合についてお話しできればと思います。
突然ですが自社の商品の競合ってどこだと思いますか?

ECモールで販売している私たちにとって、
競合は似たような商品を販売している直接的な
競合としてしか意識しないかもしれません。

しかし、競合の目線感をあげることで、競合の範囲が広がり、
販売ページでより刺さる対象が増える比較コンテンツが作成できたり、
より大きなキーワードで広告の効果をだすことができます。
また商品を開発したりコンセプトを再定義するときに役立つ考え方でもあります。

順を追って説明していきます。

わかりやすい事例として【AmazonのKindle】の競合を考えてみましょう!



競合の見つけ方として
カテゴリー、ジョブ、タイムという3種類の考え方があります。
それぞれカテゴリー→ジョブ→タイム
と右にいくほど広義な意味での競合を考える切り口となります。

カテゴリー・・・同じカテゴリーの競合
競合・・楽天koboなど他の電子書籍など

カテゴリーの競合はいわゆるライバル企業や商品が当てはまります。
日本だと楽天koboなどの電子書籍になるかと思います。
この場合、比較コンテンツなどを作成する場合は、
例えば他社の製品より品ぞろえが豊富なことが
優位な点として上げられるかと思います。
そのほかにもバッテリーの持続性や操作性なども上げられそうですね。

ジョブ・・・同じ仕事をこなす競合
競合1・・・書店などの本屋さん
競合2・・・紙の書籍

ジョブの競合という考え方があります。
この場合キンドルがどんな仕事をするか考えるとよいでしょう。
キンドルが行う仕事として考えると
【本を買うこと】と【本を読むこと】の
2つに分けられるかと思います。

本を買うという意味で考えると
【書店などの本屋さん】が競合としてあがられるでしょう。
また本屋さんを競合として捉えたときの優位な点としては
簡単に探せることにあるでしょう。

また本を読むという意味で捉えるなら
【紙の書籍】があげられるかと思います。
紙の書籍を競合としたときの優位な点としては軽さが上げられるかと思います。


タイム・・・同じ時間を奪い合う競合
競合・・・定額制動画配信サイト

タイムという考え方もできます。
同じ時間を奪い合う競合。
例えばキンドルを購入するターゲットを通勤するビジネスマンとした場合、
通勤時間に楽しむという意味だとネットフリックスなどの
定額制動画配信サイトも競合にあたるでしょう。
優位な点としては書籍のほうが学びがあること、
また話題の映画やドラマの多くは小説や漫画で読んでおいたほうが
楽しめるという共存してもらうという選択肢もあるでしょう。

と、ここまでが概要で弊社ではこの考え方を

商品ページの比較コンテンツを作成する際のLPに生かしてみました。



例としてお札や小銭、カードなどもそれなりにはいる
収納力のある三つ折りのミニ財布を販売するとしましょう。

直接的なカテゴリーの競合は同じ三つ折りのミニ財布になります。

この場合、他のミニ財布よりどういう点が優位かを記載する必要があります。
カテゴリーの競合と比較する場合、
具体的にはミニ財布のなかでは収納力があること、
革の質感がよい、取り出しやすいなどの機能面もあげられると思います。

次にジョブという捉え方では、
他の長財布や二つ折り財布など他の一般的な財布があたるかと思います。
この場合は三つ折り財布などのミニ財布が必要な理由を考えると
優位な点がみつかるかと思います。
バッグなども小型化している現在、
ミニマリストがかっこいいという情緒的な訴求をすることで
小さい財布がほしいと思われるでしょう。


タイムの捉え方ではお金を支払う時間として
スマホ決済があげられるかと思います。
(ジョブという捉え方もできます)
スマホ決済だともはや財布がいらないということにもなるので、
財布および現金が必要な理由、例えば病院や市役所、
駐車料金など現金がまだまだ必要なことが多いことを訴求するとよいでしょう。

と、このように元々ミニ財布としてしか競合を捉えていないLPから、
財布や他の決済手段全体と比較しても
この商品がよりほしくなるLPに変えることができました。

そうするとよりビッグワードでも転換しやすい状態になるので
今まで効果が悪かった広告も効果がでてくるかもしれません。

弊社でもとくに新規性の高い商品や個性のでやすい商品などは
このような考え方でLPをつくることがあります、
例えばもともと月間売上が50万ほどで下がっていたページに対して
一つ一つ競合を考えてページを変えたところ、
転換率が劇的にあがり、その結果通常時で100万程度、
スーパーセールなどの売れる月では200万ほどまで回復した事例があります。
(Amazonなど合わせるとさらに大きくなりました)

一つの考え方としてぜひご参考ください。

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