Strategy

M&A体験、資本と向き合ったリアルな心境

村瀬です。
2022年に会社を売却し、一部の株式を買い戻しました。 そして今年4月中旬、残る株式すべてを手放しました。
「売る」も「持つ」も「手放す」も決して簡単ではありませんでしたが、 どれも"未来をもう一度、自分でつくるための挑戦"だったと思っています。

※今回は、私自身のM&A体験をもとに、資本と向き合ったリアルな心境をまとめました。これからM&Aを考えている方、まだ考えていない方にも、何かヒントになれば嬉しいです!

ここ数年、EC業界でも「M&A」がぐっと身近になりました。
私自身も2022年に会社を売却し、 その後、一部株式を買い戻し、さらに再売却を経て また一つの節目を迎えました。
今日はその体験を時系列で振り返り、 これからM&Aを目指す方の参考になれば幸いです。

【時系列】今回の流れ


〇2022年1月
 ▶️ファンド(ブルパスキャピタル)に会社を売却
 ▶️同時に、ファンド側から提案を受けて一部株式を個人で買い戻し


〇2025年4月中旬
 ▶️ファンドが再売却(EXIT)
 ▶️私自身が持っていた株式もすべて売却


最初の売却で活用されたLBO(レバレッジド・バイアウト)とは?


弊社の2022年の売却では、ファンド側がLBOというスキームを活用して買収を行いました。
簡単に言うと、
 ▶️買収される会社の将来のキャッシュフローや資産を担保にして
 ▶️金融機関から資金を借り、
 ▶️その資金で会社を買収する という仕組みです。
対象会社の力だけではなく、
銀行などの金融機関の厳しい審査を通過しないと成立しないのが特徴です。
弊社の場合も、ファンド側がスキームを設計し、銀行の承認を得て買収が成立しました。
(当時、私自身は詳しくなかったので、提案を受け、理解しながら進めました)

株式買い戻しはファンド提案から


売却時、ファンドから
「株式を一部持ち続けるオプション」
を提示されました。
私は
〇キャッシュのリスク管理
〇未来への期待値
〇リターンが見込める合理性
を整理し、自分の意思で買い戻しを決断。
スキームやタイミング次第では 売却時より有利な条件で買い戻せるケースもあるため、 冷静にチャンスを見極めることが重要だと感じました。

株を一部持ったことで得たもの


オーナーシップを残したことで、経営への向き合い方が大きく変わりました。

〇短期成果より"中長期のブランド構築"を重視
〇チームづくりに本気で向き合うように
〇日々の小さな成長にも敏感に
資本を持つとは単なる「お金」ではなく、
未来への覚悟を持つことだと今は強く感じています。

そして、新たな挑戦へ
売却により個人キャッシュは潤沢になり、 客観的には「無理をする必要のない」状態になりました。
だからこそ問われたのは
この先の未来に、もう一度本気で賭けられるか。
今年4月、最終的な株式売却を終えた今、
「こんなことに挑戦したい」「こんな未来を描きたい」という 具体的なビジョンが浮かび上がっています。
未来はここからが本番。
もっと自由に、もっと前向きに、一歩ずつ進んでいきます。

最後に


M&Aはゴールではなく、新しいスタートラインです。
売却しても、株式を持っても、手放しても、
最後に問われるのは
どんな未来を自分でつくるか
という覚悟だけ。
焦らず、無理せず、しかし自分を信じて、また一歩踏み出しましょう。
私もまだ道の途中。
これからも挑戦を続けていきます!

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