Strategy

豪腕!転売ヤーからの教訓、深掘りやがれ!

近年、オンラインで事業を始めるハードルは劇的に下がりました。 物販においても、各プラットフォーム、SNS、クラウドファンディング、Shopify、OEMなど、誰もがすぐにビジネスを立ち上げられる仕組みが整っています。 手法に関する情報も、YouTubeを検索すればいくらでも出てきます。 実際に行動し、壁にぶつかっても、AIを使えばほとんどの問題は解決可能です。 ──いや、そもそも戦略の設計から実行手順まで、AIに決めてもらうことすらできてしまう。 なんて便利な時代なのでしょう! ただし、その便利さが"差別化の難易度"を飛躍的に高めていることは、疑いようもありません。 誰もが、簡単に、無料で、それっぽいことができてしまう。だからこそ、今問われているのは、"深掘り"ができているかどうかです。 本稿では、多くの事業者が無意識に陥る「浅い施策の罠」と、そこから抜け出し、突き抜けた成果を出すための「深掘り」という視点について解説します。

 

表面的な施策は、もはや差別化にならない

たとえば、多くのブランドが取り組んでいるSNSマーケティング。 以下のような施策は、もはや"基本動作"と言えるでしょう。 〇 通常投稿・共同投稿 〇 新商品の発売告知 〇 ストーリーズでのアンケート 〇 インスタライブ 〇 商品の使い方解説 〇 スタッフやブランドの裏側紹介 〇 プレゼントキャンペーン 〇 UGC(ユーザー投稿)のリシェア など いずれも効果的な施策ではありますが、今やどのブランドも同じようなことを行っており、見せ方すら均質化しています。 さらに追い打ちをかけるように、ChatGPTをはじめとするAIの普及により、"それらしい投稿"は誰でも一瞬で作れるようになりました。 つまり、浅い表面をなぞっただけの発信では、まったく差がつかない時代に突入しているのです。

 

どうすれば「差」が生まれるのか?

SNSで確かな成果を出すブランドは、単発で終わる投稿の先に、明確な「関係性の構築」を見据えています。 たとえば、以下のような流れを意識的に設計しています ・商品提供 → 共同投稿 → アフィリエイト連携 → オリジナル企画へ抜擢 → 継続的な共同投稿 ・プレゼント企画 → 応募者の中から商品提供 → 継続的な投稿→インスタライブへの出演 ・共同投稿 → 新商品の先行提供 → アンバサダーとしての長期的パートナーシップ ・商品提供 → コンテンツ制作 → ポップアップイベントでの実演・紹介 重要なのは、すべての施策において、最初から"点ではなく、線を意識していること。 関係性を育てる前提のないアプローチは、一瞬のアクセスや話題にはなっても、ブランドの資産としては積み上がっていきません。

 

なぜ、クラファンや新商品の立ち上げで「圧倒的な差」が生まれるのか?

クラウドファンディングや新商品のプロジェクトを開始した瞬間、 「初日に大きく跳ね上がるブランド」と「ほとんど動きのないブランド」の差は、残酷なほど明確に現れます。 もちろん大前提として、商品そのものに価値があり、魅力的であることは必要不可欠です。 (※価値のない商品を無理に売る技術論については、今回の趣旨と異なるため割愛します!) しかし、成否を分ける要因はもう一つあります。 それが、"プロジェクト開始までに積み上げてきた、熱量の高い関係性の数"です。 価値ある商品を誠実に届け、日々の発信を通じて共感を育み続けたブランドには、 「いざ」というときに自然と応援の輪が広がります。 無償のギフティングだけで、本気の投稿をしてくれるインフルエンサーが数十人、数百人と現れる。 彼らにとって「あのブランドの新商品を受け取れること」自体が喜びであり、発信のネタになる。そんな理想的な状態が生まれているのです。 さらにそこへ、公式LINEの登録者、既存ユーザー、SNSフォロワー、メルマガ購読者なども重なってきます。 結果として、新商品のリリース時に"初動で売上が爆発する"という現象が起きるのです。 一方で、商品に魅力がなく、関係構築を怠り、発売直前に広告や告知だけで集客しようとするブランドの動きが鈍いのは、当然の結果と言えるでしょう。

 

SNSも物販も、すべては"深掘り"への初手にすぎない

どんなに地味に見える取り組みも、すべては長期的に関係を深め、ビジネスを拡大していくための"初手"です。 この視点を持つと、日々のアクションの意味がガラリと変わります。 そしてこの「深掘り」という考え方は、SNSマーケティングに限りません。 物販ビジネスの"手法そのもの"にも当てはまる考え方です。

 

流行では勝てない。深掘りだけが成果を生む

・転売 ・Amazon OEM ・クラウドファンディング ・D2C ・M&A ・Shopify 物販の世界には、常に"流行りの手法"があります。 ただし、それらを表面的に渡り歩くだけでは、どれを選んでも本質的な成果にはつながりません。 一方で、私の知人には、今なお「転売」というシンプルな手法で年商8億円を達成している方がいます。 一見すると「古いやり方」に固執しているようにも見えますが、実態はまったく異なります。 彼は転売という領域を誰よりも深く掘り下げ、他者が決して真似できない"参入障壁"を構築しているのです。

 

転売で年商8億円の彼が徹底していること

・他の人が敬遠するジャンルや、手間のかかる作業にあえて注力する ・独自の仕入れルートや業者とのコネクションを日々開拓する ・外注・組織化の仕組みを構築し、毎日少しずつ改善を積み上げる たとえば、ゲームセンターやアミューズメント施設でなければ仕入れられない景品を大量に仕入れて輸出したり、 ある地域の量販店で最大手の取引先となり、特別な仕入れ条件を確保したり、 「そんなルートがあるのか?」と驚くような情報とネットワークを築いています。 彼のやっていることは、いわゆる"ブランディング"とは無縁です。誰もが憧れるような華やかさもありません。 しかし、一つひとつの業務を極限まで深掘りし、愚直に日々改善し続けている ──その積み重ねこそが、他に真似できないビジネスモデルとなっているのです。

 

最後に、あなたの「深さ」こそが、武器になる

SNSも、物販も、「それっぽく見せること」は誰にでもできます。 けれど、それだけでは絶対に抜きん出ることはできません。 今、本当に問われているのは、たった一つ 「あなたは、その領域をどこまで深掘りできているか?」 もし継続する覚悟がないのなら、最初からやらないという選択も賢明です。 また、「どこを深掘るか?」を見極めることも、極めて重要です。 やると決めたなら、とことん掘ってください。 そのわずか"一歩の深さ"が、やがて他人には真似できないあなたの武器になります。 そして、確かな成果へと、確実につながっていくのです。
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