脳の手術を通じて、経験は目に見えない資産になっていると感じた話

BUPPAN!!コンサルタントの黒田です。
今月、うちの母が脳の手術を受けました。
7月ごろから体調が悪く、足がふらついたりしていたんですが、近所の病院では「夏バテですね」と言われていて、まあ70歳も超えてるしそんなもんかなと思っていました。
ところが、母が用事で親戚の家に行ったとき、姉と妹(つまり僕の伯母と叔母)に会って一言。
「それ、脳じゃない?」その日のうちにMRIを撮る流れに。
結果は慢性硬膜下血腫。
翌日には手術が決まり、一週間で退院。体調はみるみる良くなりました。
医者が頭蓋骨にハンドドリルで直径10mmぐらいの穴を開けるという、なかなか荒々しい手術でした。笑
正直、8月に僕も母の様子を見ていたのに「脳の病気かも」とはまったく思いつかなかったんですよね。医者が夏バテと言ってたのもあって、完全にその前提に引っ張られてました。
一方で、申し訳ないけど僕より判断力や知識があるとは思っていなかった七十代の伯母・叔母が、その場でスッと「脳」を連想した。この差、なんだろうと考えたら「経験の違い」しかないなと。
僕はこれまで脳の病気の人にほとんど会ったことがない。
対してあの二人は、おそらく何人かそういう方と接点があった。だから「似ているパターン」を即座に引き出せた。スティーブ・ジョブズもどこかの大学で「コネクティング・ドッツ」、つまり過去の点がいつか線でつながるって話をしてましたが、まさにそれです。
これは僕らの商売の世界でも同じです。たとえば、
- とある商品の広告のCPAが急に悪くなったとき、別の商品で似た事例を見ていれば対策もすぐいくつか思い付く。
- 仕入れ先からのレスポンスが妙に悪くなったときに原因を想定して対応を改善できる。
- 新しいインフルエンサーに商品のPR依頼をするときに成果が出るかどうかざっくり予想できる
とはいえ、ジョブズの言う「点と点がつながる」のは結局ガチャなので、運要素も大きいし、意識してつなげるという性質のものでもないです。
じゃあどうするか。試行回数を増やすしかない。
日々、目の前の課題や自分の興味に対して、たくさん行動して、たくさん思考して、ガチャを回す。
高いガチャの場合は慎重にやったほうがいいですが、安いガチャはたくさんあります。
ちなみに母は手術後すぐ元気になりました。
次に似たような症状の人に会ったら、僕はMRIを撮るのをすすめると思います。笑
ということで今日は、経験は目に見えない資産になっているという話をしました。
なんかいつも単調な作業をやっていて積み重ねになっているんだろうかと感じている方も、ぜひ小さなガチャをどんどん回して、つながる点を増やしていきましょう!