Strategy
Amazon4つの事業コンセプト

新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
寒さが一段とこたえる年齢を迎え口癖のように「寒っ」ばかりを言っては、
コバエのように手のひらを擦り合わせる日々を過ごしておりますが、
皆様はどうお過ごしでしょうか?
今回はAmazon4つの事業コンセプトについて
お話しさせて頂きたいと思います。
Amazonで上手く立ち回るには、
まずはルール(事業コンセプト)を理解し
ルールに則って活用する必要があるかと思います。
Amazonはカスタマーエクスペリエンス
(ある商品やサービスの利用における顧客視点での体験)を
中心に考えられたプラットフォームで
顧客満足度は非常に高いウェイトを占めています。
すなわち広告よりも推奨を重視しており、
店舗よりも商品を重視し、
販売者よりも顧客を重視しています。
1.レコメンデーション
(顧客におすすめの情報を提供するサービスのこと)
を重視し、広告を軽視
基本的に広告を除けば、
Amazonのプラットフォーム上で販売社が実行できる
オンサイト プロモーション(オンサイトプロモーションとは、
ウェブサイト上で行うプロモーション活動のことを指します。
具体的には、特定の商品やサービスを宣伝し、
購買意欲を高めるために、ウェブサイト上でのバナー広告、
ポップアップ広告、セールスプロモーションなどを
展開することが含まれます。
これにより、ウェブサイト訪問者の関心を引きつけ、
購買に結び付けること)の形式はほとんどありません。
Amazonは常に顧客体験を重視しており
広告などは本来の焦点や利益のポイントでは無いことがわかります。
関連する推奨事項やランキングをどのように作成しているのか???
購入者が Amazon にログインすると、システムは購入者の閲覧習慣、
検索習慣、買い物習慣、支払い習慣、その他の個人データに基づいて、
関連する推奨事項やランキングを作成し顧客の商品選択肢を豊かにします。
これらのレコメンデーション方法のほうが
Amazon的にもコンバージョン率も良好で、
顧客の購買行動を誘発するのに最も効果的とのことです。
Amazon には Frequently Bought Together という
レコメンデーション セクションがあり、
これは「よく一緒に購入される商品」という意味で、
たとえば、プリンターを購入する場合は
インクを推奨するということです。
また、再度Amazonサイトにログインすると、
以前閲覧した商品が引き続き表示され、
購入を決定するお客様も多くいるので
「閲覧済み」「何年何月に購入」などの
マークが表示されているのはそのせいでもありますね。
Amazon は業界で「レコメンド システムの王様」として知られており、
統計によると Amazon の売上の 35% が
レコメンド システムに関連しているそうです。
2.顧客サービスの重視(ここ重要)
他のプラットフォームとは異なりAmazonには
オンライン顧客サービスがありません。
したがって購入者が製品を購入する前に質問がある場合、
メール(電話)でのみ販売者に相談することができますが、
やり取りに時間を要することもあり、
販売者が返信する頃には購入者は別の商品を購入、
または離脱している可能性が十分にあります。
販売者は商品ページ上のすべての情報を
可能な限り豊富にし完全に表現すると同時に、
常に最適化をする必要があります。
タイトル、写真、箇条書き、長い説明分などは
上記の離脱を防ぐ為に慎重に入力する必要があります。
(そもそもメール、電話までしてこないので、
知らず知らずに顧客を逃がしてしまいます。)
なぜAmazon はこのようなシステムにしているのか?
その目的は取引を可能な限り簡素化することです。
購入者が自分で買い物をすることを奨励し、
購入したい場合は、注文するだけで配達を待ちます。
購入されない場合は、
購入してもらうように商品ページを改善するだけです。
3.ストアーではなく商品を重視する
Amazon でうまくいきたいなら、
商品の選択が最優先事項だという人もいます。
Amazon で販売者として成功したい場合は、
複数の店舗や複数の SKU に依存して運営するのは
経験上難しいかと思います。
通常、Amazon でキーワード検索をすると
店舗は表示されないため、
販売者は商品リストの継続的な最適化が必要不可欠となります。
Amazon 販売者のビジネス戦略は、
「商品を減らし、より多くの時間を注ぎ込むことができる商品を作る」
ことかとおもいます。
人を雇って商品点数を増やすのであれば、また違ってきますが、
良いレビューが集まっている商品のストアを見ると
商品点数はさほど多くなく、ページも充実しており、
実際に売り上げが好調であることがわかります。
在庫をより適切に管理し、良い製品の製造に集中し、
買い手に適切なサービスを提供できることを重視すれば
Amazonでうまくやれるのではないかと思います。
4.販売者ではなく顧客を重視する
Amazon では、「商品レビュー」と「販売者からのフィードバック」の
2 つの評価制度を設けています。
これは、Amazon が顧客に本当の気持ちを表現することを
強く奨励していることを示しています。
どちらの評価システムも販売者に大きな影響を与えます。
前者は売上とコンバージョン率に影響を与え、
後者は販売者のランキングとゴールデン ショッピング カート
(Amazonの販売者に与えられる特典の1つであり、
高い顧客サービスと迅速な配送を提供することで獲得できます。
この特典を得ることで、商品リスティングの優先順位が上がったり、
一部の販売手数料が削減されたりするなど、
さまざまな恩恵を受けることができます。)
に影響を与えます。評価の星評価が非常に低い場合、
露出やトラフィックがなくなるだけでなく、
Amazonから警告を受けるか、販売権限を剥奪されます。
しかし、販売者は自分たちが
不当な扱いを受けるとは考えるべきではなく、
Amazonは購入者と販売者の実際の状況に基づいて
双方の責任を判断します。
本当に出品者側の問題であれば、
重大な場合にはアカウントが閉鎖されますし、
購入者が不当なトラブルやその他の目的で
トラブルを起こした場合には、アマゾンも公平に対応します。